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中学受験は子供にとって初めての競争でした

我が家の長男はどちらかというとおっとりした性格をしているので、人と争うことを避けて通るタイプでした。小学4年生の時に中学受験をすることを決めたのですが、塾のテストで人より点数が取れなくても平気な様子だったので、この先が不安になりました。人と競争することが大切という訳ではないですが、人より上に行く為に一層の努力をする気持ちが欲しいと思っていたのでいつか理解して欲しいと思っていました。結局、中学受験本番を迎えるまではマイペースに過ごしていました。1日目のテストは不合格に終わりました。長男が負けん気を発揮したのはそこからで、人に負けたことを悔しみ2日目に向けて追い込みをかけました。そういう気持ちを実感出来た中学受験は貴重な体験だったと思います。

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